このたび、城西大学創立50周年を記念し、水田美術館において、創立者水田三喜男が蒐集した浮世絵コレクションの名品を、年間を通してご紹介いたします。
本展覧会では、「四季を愛でる」と題し、水田コレクションの中から四季の風物が感じられる作品をお楽しみいただきます。浮世絵の創始者菱川師宣の《虫籠美人図》をはじめ、三月の「桃の節句」、五月の「端午の節句」、九月の「重陽の節句」を描いた作品など、季節の情感がふんだんに盛り込まれた作品の数々をご覧ください。
水田三喜男が愛した、懐かしい日本の風景詩を感じ取っていただければ幸いです。