水田コレクション名品展

近代美人画にみる美の競艶 -芳年から深水まで-

  • ギャラリー1

    概要

    Overview

    この度の展覧会では、本年水田家より寄贈された鏑木清方、上村松園、伊藤深水といった近代を代表する画家の美人画3点を中心に、近代美人画をテーマにした展示を行います。最後の浮世絵師月岡芳年《風俗三十二相》からはじまり、浮世絵の風情を確かに継承した清方、松園、深水のほか、北野恒富や山川秀峰の美人画もご紹介し、画家それぞれが目指した女性美の表現をご覧いただきます。

    また、特別出品として新収蔵品の中から前田青邨、菱田春草の作品も展示いたします。そのほか、近代日本画の大家横山大観と並び称される下村観山の作品や、橋本雅邦、松本楓湖ら明治大正期に活躍した画家たちによる《諸名家画帖》(当館初公開)、近代画家82名が赤穂事件を描いた木版画集《義士大観》も合わせてご紹介します。

    豊かな広がりを見せた近代日本画の一端をご覧いただき、コレクションの一味違った側面をお楽しみ頂ければ幸いです。

    展覧会情報

    Exhibition information

    会期: 2013年10月29日(火)~
    11月16日(土)
    観覧料: 一般300円、高校生以下無料
    会場: 城西大学水田美術館 2階
    ギャラリー1
    ※開館時間: 10:00~16:00
    ※休館日: 日曜日?月曜日 ※ただし11月3日(祝?日)4日(月)は学園祭の為開館

    関連イベント

    Connection Event

    • 講演会

      「鏑木清方の系譜と近代の美人画」

      2013年11月15日(金) 13:30~15:00
      講師に宮崎徹氏(鎌倉市鏑木清方記念美術館主任学芸員)をお招きし、講演会を開催します。
    • ギャラリートーク

      当館学芸員による展示解説

      2013年11月16日(土)13:10~14:00
      作品をご覧いただきながら、当館学芸員が解説いたします。

    TOP